定年退職してから、行ってみたいと思っていたのが園田競馬場。地方競馬で平日が開催日なので、定年前はなかなか機会が無かった。
待望の園田競馬場訪問。
当日のメインは2歳馬による「兵庫若駒賞」、ここの勝ち馬が兵庫の2歳チャンピオンとなり、その後に全国地方競馬の2歳馬やJRAの2歳馬と、2歳ダート王者を競うこととなるステップレースとのこと。
しかも、今年は、園田で群を抜いて強い2歳馬が現れたとのこと。もし仮に、ハイセイコーやオグリキャップのように、後にJRAの馬を蹴散らす活躍をするなら、園田で走っているときに見ておくべきとの思いで足を運んだ。
園田競馬場は、神戸からなら、阪急で特急に乗車して西宮北口で乗り換え3駅目の園田で下車。阪神競馬場の仁川駅も北口から3駅目なので、路線は違うが同じような距離関係。
園田駅からは無料の送迎バスも出ているが、徒歩でも、ほぼ真北に向かって15分程度、真夏でなければ散歩がてらに、ちょうどよい距離。
さて、初めての園田競馬場。入場券を購入するのかと思いきや、入口ゲートに100円玉1枚を投入してゲートが開き入場(関テレ競馬で、園田出身の岩田康誠が、この入場ゲートの変わりように感激していた。)。
入場口左にすぐパドック、正面が小ぶりなメインスタンドです。最近のJRAの競馬場が大きいしリゾート施設みたいに綺麗であることに比べて、昭和期の競馬場の雰囲気を止めていて懐かしい。
そして、園田での最初の馬券購入、馬も騎手もレースの格も何もかも分からない状況において、単勝2番人気の7番の馬の単勝馬券と、連複で3番人気へ流しを購入したところ、何んと一本被りの1番人気馬を尻目に7番が1着入戦。単勝6.9倍、まあ金額はともかく満足なスタート。
さて、メインの兵庫若駒賞、この馬がダントツ1番人気の「べラジオソノダラブ」、これまで2戦は、スタートからの独走で、いずれも大差勝ち。単勝は1.0倍返しのオッズ。
分からない馬ばかりだけど、3番は固いとして、後は人気薄を相手に数点買ってレースに臨んだ。
レースでは、3番は初めて揉まれる競馬で、直線短い園田で4コーナー大外回しで危なかったが何とか1着確保、2着には8番人気の10番の牝馬(300キロ代の小さな馬)が半馬身差で突っ込み、中穴に。
枠連3-7は1310円。
場単3ー10は1760円。
投資額も少ないので、それを考えたら十分な配当、ビギナーズラックでした。
ちなみに、この2着の牝馬は、次走でJRAの馬に大敗していたし、また、勝った3番の写真の馬も、次走は園田の馬に負けていたので、オグリキャップのような地方スターの誕生は難しい状況。しかし、中央との混合戦があれば、期待して馬券を買ってみるつもり。
とりえずの訪問記でした。