〇 日帰り京都寺社巡り
建国記念日の祝日(もっとも私は毎日が祝日だが)、夫婦で京都へ寺社巡りに出かける。最初にママさん希望のパワスポとしての高雄山神護寺と、二条城の南に位置する神泉苑を訪れる。
そして、その後に一の宮の下鴨神社を参拝。
このような訳あって、場所的には、とりとめのない寺社巡りとなったのだが。
神護寺山門(左の写真)と神泉苑(右の写真)
神護寺は弘法大師ゆかりのお寺である上、紅葉の名所として超有名。しかしながら、この冬季の時期は訪れる人も少なく、森閑とした落ち着きがあり、悪くなかった。
〇 下鴨神社
全国一の宮巡り、三つ目の参拝神社。
京阪の出町柳駅(地下駅)から、鴨川に合流する直前の高野川に架かる橋を渡れば、そこが下鴨神社の参道入口。
「糺(ただす)の森」にある真っすぐな参道を北に進めば大鳥居・楼門を経て御本殿へ。この参道は約500Mくらい。競馬場の正面直線ほどの距離に思えた。
もっとも、この参道と並行して同じ長さの馬場があり、葵祭の際に、鏑流馬神事のために馬が疾駆することは有名。
糺の森の参道(左の写真)と楼門(右の写真)
上賀茂神社で購入した「全国一の宮御朱印帳」では下鴨神社の御朱印欄が、上賀茂の次の二番目に設けられている。
「下鴨神社」の正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。神社のパンフによれば、神社名の由来は「鴨・賀茂とは、神ということ。御祖とは、親のこと。親神をお祀りしているという意味」とある。鴨川の下流に祀られているため、通称が「下鴨神社」とされている由。
〇 ラグビー神社・雑太社
糺の森の中に末社の一つとして雑太社(さわたしゃ)がある。
通称が「ラグビー神社」。拝殿の前には、日本ラグビー始まりの地としてのラグビーボールの形の記念碑がある。また、ジャパン代表選手のサイン入りユニホーム等も掲示されている。
説明掲示板によれば、明治43年9月10日、社前の糺の森(馬場)において、初のラグビー練習が第三高等学校(京大の前身)と慶応義塾大学生の間で行われ、それが契機となって日本ラグビー界の歴史が始まったとのこと。