定年モンキー

定年退職後の生活についてのありのままの雑記

全国一の宮巡り 京都・下鴨神社(令和5年2月11日)

〇 日帰り京都寺社巡り

 建国記念日の祝日(もっとも私は毎日が祝日だが)、夫婦で京都へ寺社巡りに出かける。最初にママさん希望のパワスポとしての高雄山神護寺と、二条城の南に位置する神泉苑を訪れる。
 そして、その後に一の宮下鴨神社を参拝。
 このような訳あって、場所的には、とりとめのない寺社巡りとなったのだが。

 
 神護寺山門(左の写真)と神泉苑(右の写真)
 神護寺弘法大師ゆかりのお寺である上、紅葉の名所として超有名。しかしながら、この冬季の時期は訪れる人も少なく、森閑とした落ち着きがあり、悪くなかった。

〇 下鴨神社

 全国一の宮巡り、三つ目の参拝神社。
 京阪の出町柳駅(地下駅)から、鴨川に合流する直前の高野川に架かる橋を渡れば、そこが下鴨神社の参道入口。
 「糺(ただす)の森」にある真っすぐな参道を北に進めば大鳥居・楼門を経て御本殿へ。この参道は約500Mくらい。競馬場の正面直線ほどの距離に思えた。
 もっとも、この参道と並行して同じ長さの馬場があり、葵祭の際に、鏑流馬神事のために馬が疾駆することは有名。

   
 糺の森の参道(左の写真)と楼門(右の写真)

 上賀茂神社で購入した「全国一の宮御朱印帳」では下鴨神社御朱印欄が、上賀茂の次の二番目に設けられている。

 「下鴨神社」の正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。神社のパンフによれば、神社名の由来は「鴨・賀茂とは、神ということ。御祖とは、親のこと。親神をお祀りしているという意味」とある。鴨川の下流に祀られているため、通称が「下鴨神社」とされている由。

〇 ラグビー神社・雑太社

 糺の森の中に末社の一つとして雑太社(さわたしゃ)がある。
 通称が「ラグビー神社」。拝殿の前には、日本ラグビー始まりの地としてのラグビーボールの形の記念碑がある。また、ジャパン代表選手のサイン入りユニホーム等も掲示されている。
 説明掲示板によれば、明治43年9月10日、社前の糺の森(馬場)において、初のラグビー練習が第三高等学校(京大の前身)と慶応義塾大学生の間で行われ、それが契機となって日本ラグビー界の歴史が始まったとのこと。