【大和国一の宮・大神神社】
大和国一の宮・大神神社参拝。
かねてより御神体の三輪山に登拝したいと思っていたが、コロナ禍、感染まん延防止のため2020年から登拝が中止に。
しかし、2023年5月10日から登拝が再開され、早速、参拝。
月曜日の午前9時頃、拝殿前の参拝者もまばら。
神官さん達の行列。これから朝の神事、一般参拝者も臨場可能、1時間くらいとのことだった。
折角の機会だが、今日は三輪山の登拝が目的。少し残念ながらも見送り。
御本殿を後にして、登拝口へ向かう。
途中の祈祷殿前の「撫でうさぎ」。江戸時代中期から大神神社に伝わるとのこと(大神神社説明書による)。
【狭井神社】
祈祷殿の脇から登拝口のある狭井神社への参道の「くすり道」。
狭井神社は、三輪の神様の荒魂(あらみたま)を祭る神社で、力強い御神威から病気平癒の神様として信仰が篤いとのこと(大神神社説明書による)。
木陰の「くすり道」を数分ほど歩けば、狭井神社の鳥居に到着。
【三輪山登拝口】
狭井神社の拝殿横が、三輪山登拝の受付。ここで申込書に記入の上、初穂料300円を納め、登拝許可の証となる白タスキが貸与される。
登拝口、これより向こうは写真撮影禁止。この写真も神官さんに確認したところ、良いとは言えないが、黙認しますとのこと。
入山前、登拝口前で、神官さんから簡単な説明がある。説明内容は、概ねこの神社の注意書きのとおり。
【登拝】
さて、入山。以後は写真撮影できないので、神社からいただいた案内図を掲載。おおむねこのとおり。
三輪山は、大神神社のご神体で、高さが467m・周囲16kmとのこと(神社の説明書による)。
ゆっくりとしたペースで登ったが、登りに一時間余り、下りに一時間弱を要した。
階段状に整備された登山道で、危険な箇所は無いが、何箇所かは急登となるところがある。
また、案内図にも書いてあるが、ぬかるみが多い。特に、頂上近くになってからはひどいので、靴が汚れることは必至。水洗い可能な材質の靴とすることがベター。
頂上にある高宮神社(こうのみやじんじゃ)と奥津磐座(おきついわくら)を参拝し、無事下山。
下山時は、やはり、ぬかるみに足を取られないよう注意が必要。
なお、下山後は狭井神社の社務所脇に靴洗い場があり、ブラシも備え付けられており、助かった。汚れを落としただけでなく、入山前より、かえって綺麗になった。
【ご神水】
狭井神社のすぐ横には、「ご神水」を汲みいただける井戸がある。「薬井戸」といって、「万病に効くという薬水が湧き出る井戸」とのこと(神社の説明書による)。
社務所では、500mlのペットボトルに入れて100円で販売されていた。市販のミネラルウオーターと較べれば。ご神体から湧き出て万病に効くという由来も併せて考えれば、割安の感。
ただし、汲み取りは自由なので、私は手持ちのペットボトルに汲ませていただいた。
【御朱印】
【三輪そうめん】
参拝後の昼食は、桜井市を訪れた際には、いつも立ち寄る「三輪山本」へ。
小綺麗な建物で、三輪そうめんの持ち帰り物販とレストランがある。店内も広い。
定番かもしれないが、にゅうめん、柿の葉寿司。登山後でビールも追加。おいしい。
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