定年モンキー

定年退職後の生活についてのありのままの雑記

定年後のTOEIC⑤(3度目の受験・やっぱり甘くない)

 定年退職後に始めたTOEIC受験。今回が3回目の受験。ちなみに、今回の試験会場は、過去2回とまた異なり、神戸市東灘区の甲南大学でした。

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 初受験は2018年10月の234回、予想に反して好成績(主観的)の690点。
 二度目の受験は2019年1月の237回、勉強の成果もなく、成績も下がってしまってガッカリ(また主観的)した670点。

 そして、今回が三度目の受験、2019年5月の240回。結論から言えば、ベストスコアは出たものの、初回より10点アップしただけの700点。主観的な感想。

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 前回、2回目の結果から、特に、リスニングはパート3・4とも全くと言っていいほど聞こえない状況。リスニング対策は、今のままで漫然とした勉強を続けるだけでは向上は見込めないと実感があった。このため、ネットであれこれ見たところ発音の重要性を強調する意見が多く(発音を正しく発することができて、初めてリスニングも向上するというもの。)この発音勉強にかけてみようかなと考えたところでしたす。

 さて、この結果を受けて、試験後のガッカリな手応えはともかく、2回の試験結果からしTOEIC試験の世界では670点ぐらいの実力があることは間違いないのでしょう。息子が勤務している大手民間会社では、管理職昇進の要件の一つに、TOEIC試験670点以上があると聞いていましたから、それなりの意味のある点数は取れているのです。そうですが、人間ですから向上心はあるので、現状で満足できるわけではありません。
 しかし、漫然としたままでは結果は変わらないとの思いを強くしました。リーディング、リスニング共に現状を打開する何かが必要と痛感しました。
 とりあえず、そこで、そこで音声データ付きの発音参考書を購入し、発音練習を重ねるとともに、やはり、リスニングの問題集を反復して聞くことなどを、それなりには積み重ねて準備しました。その結果、これまで聞いていない初めて聞くリスニングの問題等を聞いたところ、これまでよりは理解できてきている感触を得ていた。
 ところで、今年の4月から定年後の再就職先の勤務地が変更となり、通勤に片道2時間近く要することになった。しかし、工夫しながら座れる電車等を選んで通勤すると、車内が書斎代わりの良き勉強の場となり、この時間を利用して、リーディングもこれまで行ってきた問題集の復習等を積み重ねることができた。

 しかし(2回目の「しかし」ですが)、700点には達したものの、リスニングもリーディングも、これまでの点数とさして変わりはない結果となりました。リーディングのやり残し問題の数が相変わらず10数問あった。当たり前なのでしょうが、やはり甘くはない。だからこそ、試験としての意義もあるのでしょうが。
 今の成績に満足はしていないので、次回の受験までは、改めて、リスニング対策としての発音訓練や、リーディングのやり残し問題数を減らすべく復習を地道に続けていくしかないと、改めて思っています。

 ところで、そもそもTOEIC受験を始めた理由の一つは、定年となり海外旅行も行きたいし最低限の会話はできるようにしたいと思っていたことにあった。
 つい先日、香港に旅行してきたが、簡単な会話はどうにかこなせることもできたところであり、その意味では、TOEIC受験の効果は出ていると思った次第。点数だけではない。

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