定年モンキー

定年退職後の生活についてのありのままの雑記

定年後のTOEIC③(初のL&R試験)

  受験準備と目標

 前回ブログのとおり、腕試しに受験したブリッジ試験の結果が、L&Rにスコア換算すれば570点相当とのこと。これで、気おくれ等もなくなり、L&R本試験を受験・チャレンジすることとしました。ブリッジ試験からの換算値からして、目標は600点超とと考えました。

 さて、先ずは受験対策のための情報収集ですが、ネットで調べたり、書店の立ち読みを繰り返し、基本の学習書として、評判の高かった、
① TEX加藤さんの「出る単特急金のフレーズ」
② ジャパンタイムス社の「新形式精選模試」のリーディング・リスニング各編
を買い求めました。このうち②書については、それぞれ模試が5回分収録されており、問題数とコストパフォーマンスの点で魅力あり、比較的高価な「公式問題集」と比べても劣る点はないとの評価の情報もあったので選びました。

 受験は10月28日と決め、半年くらいの間、仕事や生活の合間に時間を取りながら相応の勉強もしました。①書は、主に通勤時にスマホを併用しながら、②書は主に休みの日に行いました。ある程度、勉強を積んだ後の②の模試の出来栄えは、まぐれ当たり(リーディングで時間内にできなかった問題について、4分の1の確率での正答見込みとなることも含む。)も入れて60%くらいの正答率。この結果からも、目標の600点は現実的な目標と再認識できました。

 初めてのL&R試験

 受験地は兵庫県。試験場所は、会場になりそうな県内の大学等の所在地からして西神の学園都市か、ポートアイランド辺りかなと想像していました。しかし意外にも六甲アイランドの複合ビル。下の写真は、JR神戸線住吉駅から六甲アイランドへ向かう六甲ライナーの車窓風景。遠くに見えるのが六甲山です(六甲ライナー初乗車)。

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 試験会場は、複合ビルの大きなカンファレンスルームのような部屋で数百人の受験者がいたと思います。ブリッジ試験のときは意外に私のような中高年者も多数おられたところ、この試験でも、やはり一定数の中高年者の方はおられましたが、大半は若い人たちだと見受けられました。
 みっともない話ですが、年齢を重ねるに従いトイレが近くなっており、2時間余りトイレに行けないということは、私にとっては心配のタネです。朝から、カフェインの入ったコーヒー等はもとより飲料も少なめにして、また、トイレも試験前・直前まで何度も重ねて用を足し備えました。情けないですが現実です。

 さて、初受験の顛末。
 前半のヒアリング、確実に正答数を稼ぎたいと考えていたのがパート2。予習段階では練習問題の7~8割は聞き取りも概ねできて正答が得られていた状況でしたが、それが5割くらいしか正答の確信が持てない感触。最初から大きな誤算でした。続くパート3,4は予習段階からほとんど聞き取れていないのですが、それに輪をかけて聞き取れない、ほとんど聞き取れない理解できなかった感触の問題ばかりと言っても過言でない状況。要するにリスニングはサッパリの感触でした。

 しかし、この種の試験は、あきらめたら終わりで、一つでも正当を積み上げる者が勝ちだという若い時の経験もあり、次のリーディングに臨むこととしました。最初のパート5は、リスニングのパート2同様に確実に正答を稼ぎたいと考えていたところであり、同時に後の長文読解に備えるためとにかく短時間で回答を進めていくことに心がけました。結果、正当できたと手応えのあったのは半分にも満たない感触。事前の練習問題の手応えより悪い。しかし、あきらめずにパート2以下に臨みました。
 パート3,4の長文読解は、事前の模試で試した結果とほぼ同感触の手応え。模試では残り15問から20問くらいを残す(回答は塗り絵)ことが多かったところ、88問くらいまでは取り組めたので、ここのところは、あきらめない粘りが少しは効いたかもしれません。

 さて、試験終了。
 体力的なものを言えば、1時間のブリッジ試験でも疲れたので、2時間も集中力が持つか否か精神的に厳しいと覚悟していましたが、思いのほか集中できました。もっとも、ほかに何もすることができない環境下だからだと思いますが。また、事前に心配していたトイレも思いのほか大丈夫でした。
 一方において試験の結果です。全体の手応えとしては、リスニングが非常に悪く、リーディングもパート5の手応えが悪かったので、事前の模試600点くらいの結果からして、目標の600点は難しいという感触。現実は厳しいと落ち込み気味でした。試験後も、ややモチベーションは下がり気味、テストの結果を見るのが憂うつでした。

  試験結果

  ところがです。テスト結果は下の写真のとおり、目標600点を大きく上回る690点。ブリッジのときと同様、正直言って、試験後の不出来の感想は素朴な実感だったので、全くの嬉しい誤算。リスニングも聞こえなかった割には高い得点で、また、リーディングは勉強成果以上の結果だと思われました。全体の平均点も599.5点ということでしから、意外なほどの好成績でした。

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 さて、手応えに反して良かった成績ですが、これでモチベーションが再び上がったことは間違いありません。勉強成果の貯金が頭に残っている早いうちに再度トライしようと決めました。このままなら、700点超えから750点くらいも非現実的ではないとの思いです。
 今回の試験直後の手応えからして、リスニングが特に課題と認識。得点もリスニングの方が伸びやすいとの情報も多かったので、リスニング対策を重ねて、平成31年1月に再挑戦することとしました。

 しかし、現実は甘くないことを知らしめされる2回目の試験結果となるのです。

 jun-wastebook.hateblo.jp

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