最後の香川県の旅のリ・スタート
平成31年2月9日(土)の午後からのこと。この日の午前中は、高知の第36番・青龍寺の参拝を終え、いよいよ残すは香川県内を残すのみとなっていました。
高知を13時30分発の高松行きの高速バスに乗り込み、市中心部から南にある第83番・一宮寺参拝のため、駅前までは行かずに駅の南にあるゆめタウン前で下車することとし、同停留所には15時35分頃に到着。そこから第83番の一宮寺へ向かうこととしました。
香川県遍路旅のリ・スタートです。
四国遍路を始めたのは平成26年のとき。5年前ですね。そのときは、任地が福岡で年末の休暇期間中の帰省時に香川県に寄り道し、第75番・善通寺に参拝、納経帳、納め札、白衣などを買いそろえてスタートしたのが始まりです。その頃の時期に、第81番・白峯寺まで参拝し、その後は他県の寺を参拝していました。他の三県をすべて終え、再び香川県に戻ってくることが一つの目標でしたが、ようやく、そのときが来ました。
第83番・一宮寺
さて、ゆめタウン前から一宮寺までは南へ約4キロ。小雨がぱらついてきましたが、夜には旧友との飲み会があり、事前にホテルの風呂で汗を流しておきたいとの思いもあったので、一宮寺へは急ぎました。残念ながら、小雨ぱらつく天候で冷え冷えとしていましたが、歩を早めたので額から汗が浮くような状態。16時20分頃に到着しました。
高松市の中心部に近い位置に所在していますが、周辺は雑然としたところはなく閑静なところです。
琴電と高松駅前
一宮寺での参拝を終え、さらに南へ10分ほどのところにある琴電の一宮駅から電車にのり、ホテルのある高松市中心部へ向かいました。
高松市は、かつて20年くらい前に勤務し居住していた街、琴電もそとのとき以来、懐かしい。イコカが使えたのも、よい意味での想定外、少し感動。
琴電の終点は高松築港駅。下車後、ホテルにチェックインする前に、明日参拝予定の根香寺方面のバス乗り場、また、帰路の高速バスの乗り場を確認のためJRの駅前へ。ところが、琴電駅前付近は20年前と変わっていなかったものの、JR駅前付近は再開発・建替え等により大きく変貌しており、驚くとともに、方向感覚も分からなくなったくらいでした。20年前とは見違えるようです。
成田家
さて、夜は、かつて高松等で共に仕事をした旧友と酒食を共にすることができました。場所は、ライオン通りの南端にある焼き鳥の成田家です。
ホテルから、成田屋へは、兵庫町やライオン通りの商店街を通って行きましたが、ライオン通りは20年前とは変わらず、よく通った老舗うどん店の「川福」の赤ちょうちんも健在。懐かしい思いでした。
そして成田家も20年ぶりの訪問。1階も2階の雰囲気も当時とは変わっていないように思えました。ここは特にカワが名物ですが、いずれにせよ高松では有名なお店です。
明日は、早朝から、先ずは五色台に登って根来寺に参拝する予定としています。