定年モンキー

定年退職後の生活についてのありのままの雑記

平成最後のお花見 吉野、造幣局、大阪城

 

 1 吉野山

 

  今年の花見は吉野山と決めていました。昨年も訪れたのですが、吉野にしては散るのが早く、上千本と呼ばれる所の先の金峰神社の辺りしか咲いていなく、山一面に咲き乱れる桜を見ることができなかったから。
 一般的に吉野山は平地より開花時期が遅いということですが、去年のこともあるので、今年は4月13日の土曜日に訪れました。今年の関西の桜は遅めのようなので、まだ早いかなとの思いもあったのですが、そのようなことはなく、ジャストタイミングでした、結果的には。
 自宅(明石)を6時に出発、9時過ぎころには吉野川沿い・吉野小学校の横にある臨時第一駐車場に到着。そこから、中千本までシャトルバスです。今から考えると、やはり去年はピークを外していたためか、駐車場もシャトルバスも去年よりは込み合っていました。
 今年も中千本のバス停から金峰神社のある上千本まで、約1時間の道中を歩くこととしましたが、道中の眺めは下の写真のとおり。去年はこのような景色を全く見ることができなかったのですが、やはり絶景。 

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 下の写真は上千本の先にある金峰神社辺りから、中千本と上千本の間にある金峯山寺蔵王堂までを見下ろしたもの。

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 金峰神社でお参りしてから、登ってきた道を取って返し、貴店の中千本を超えて金峯山寺まで歩きます。距離にしたら5~6㎞くらいあるのですが、下りなので、桜の景色を楽しみながら歩いていると、そう長くか感じません。
 下の写真は、金峯山寺から中千本・上千本方面を見上げたもの。

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 金峯山寺は去年も参拝しましたが、境内の桜は散った後だったので、下の写真のような桜に映えた蔵王堂を見ることができなかったので、ここでも感嘆です。

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 蔵王堂では、この時期だけの蔵王権現像の特別拝観をさせていただきました。  

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 金峯山寺の参拝後は、上千本駐車場からシャトルバスで下山。
 この時点で2時半頃。家内とどうしようかと相談、折角の桜シーズンなので、帰路に大阪造幣局桜の通り抜けに立ち寄ろうということとなりました。

2 造幣局の通り抜け

  実は造幣局の桜は、これまで見たことがなく、一度は行ってみたかったところ。今年を逃すとまた1年先。折角の機会です。
 京阪天満橋駅付近から造幣局までは多くの人の長蛇の列。また大川沿いには多くの露店も出て賑やか。造幣局の桜も立派ですが、大川沿いの桜並木も見事。

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3 大阪城公園

  今年の4月からは、職場が明石市内から大阪の谷町に変わり、職場のすぐ近くが大阪城公園で、お昼休みに大阪城公園の桜も見ることができました。桜の時期は、いつも転勤で引っ越しに追われていたので、こんなに桜を見ることができたのも初めて。本当に良い春でした。

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定年後の六甲縦走(記念碑台から宝塚)

 六甲ケーブルに乗って記念碑台へ

  平成31年3月8日。去年の11月に市ガ原から摩耶山を経て記念碑台まで歩き、そこから下山したため、今回は、記念碑台から縦走をスタートし、ゴールの宝塚まで歩く予定。定年退職後に地元に戻ってきてからの今回の縦走も、この日でフィニッシュとなります。

 宝塚まで長丁場となるため、六甲ケーブルを利用して山上まで登ることに。

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 ケーブル山上駅を9時15分頃スタートで、先ずは記念碑台へ。

 六甲山小学校、神戸ゴルフクラブ、みよし観音

  記念碑台から縦走路を進みます。東へ、ほんの少しだけ車道を進み、すぐ右手へ縦走用の歩行者道へ。
 すぐに六甲山小学校。門前の碑文によれば標高795メートル。その後は、神戸ゴルフクラブのコース横に沿って進みます。この日は快晴で、ゴルフコース越しに望める大阪湾が光り輝いています。

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 さらに進むと「みよし観音」。下の写真の下側にある詩碑は石原慎太郎のものです。

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 この観音様の存在自体、また、由来となった航空機事故自体も初めて知りました。下は神戸市灘区ホームページからの引用。


昭和39年、日東航空旅客機が尼崎市の田能遺跡に墜落した際、失神した乗客7人を救出し、8人目を救出しようと機内に入った瞬間、旅客機が爆発し、その若い命を散らした殉職スチュワ-デスを讚えるために作られました。観音像は右手を大空に差しのべています。建立当時、女優の吉永小百合さんらが「みよし観音賛歌」を寄せ、建立15周年には芝良空氏が観音像の側に、「みよし観音賛歌」の歌碑を建立しました。毎年8月1日に大空のまもり祈年祭が行われています。

  六甲最高峰と一軒茶屋

 10時45分ころ六甲最高峰到着。記念碑台から約1時間15分かかったことになります。これまで最高峰には、芦屋ロックガーデンから一軒茶屋経由が多く、縦走路では一軒茶屋を経由せずに、いきなり頂上に到達したので、私にしたら少し得した感がありました。
 一軒茶屋で、きつねうどんを食べて小休止。

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 東六甲縦走路を一路、宝塚へ

  さて、ここからはゴールの宝塚目指してのロングトレイル。基本的には下りになるのでしょうが、約3時間余りの歩行時間となります。
 私にすれば、昭和61年に転職により東京勤務となる以前に一度だけ歩いたコース。30数年ぶりで、ほとんど記憶にありません。唯一記憶に残っていたのは、終盤になって東の方に展望が開け、仁川の阪神競馬場のオムスビ型コースが見渡せた時の記憶くらいです(おそらく、ゴールも近づく安堵感があったものと思います。)。

 一軒茶屋を11時過ぎにスタート。ほとんど初めてに等しい路なので標識に注意しながら進む。しばらくは、車道と歩行者専用道が交互になりながらのルートですが、車道と完全に分岐になる縦走路分岐点からは登山道に。そこからは登山道が北側に位置している場合多く、一部に雪も少し残っていたが歩行に支障があることはなかった。

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 最高峰と宝塚の中間地点くらいの太平山を越えたときに東の展望が開け、前方には、上述した30数年前と同じように阪神競馬場や甲山が見渡せ、少し感動。下の写真、左側のオムスビ型コースの阪神競馬場が、また右手前に甲山が望めます。

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 さらに30分ほどで一般車道と登山道がクロスする大谷乗越。12時55分頃に通過です。ここから塩尾寺までの4キロの道は、登山道というよりハイキング道のように非常に歩きやすく、ラストの負担軽減に助かる道だと思いました。塩尾寺には13時45分頃到着。ここから宝塚市街地までは舗装された車道を下っていくことになります。

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 阪急の宝塚駅には14時20分に到着。六甲ケーブル山上駅から約5時間のトレッキングでした。下の写真は塩尾寺からの下山路から望む宝塚市街地。

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 駅前広場のベンチに座り、コンビニで買った缶ビールで、昼食ないし予備職として持参したお握りとカレーパンで打ち上げ。おっさんスタイルです。
 さて、次は、できれば西半分(須磨浦公園から市ガ原)と東半分(市ガ原から宝塚)の二分割の縦走にチャレンジしたく、更にその先には一日での全山縦走ができればと思うのですが・・・。とにかく一区切り。

 

 

定年後の六甲縦走(大竜寺から市ケ原)

 定年後の六甲山登山の再開

 故郷の象徴の一つであり若い時によく登った六甲山。定年退職後に地元に戻り、再びゆっくりと歩きたいと思っていた。自然と縦走路を歩くことから始めることに。
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 これまで、最初は須磨浦公園から須磨アルプス・高取山等を経て鵯越まで、2度目は鵯越から菊水山・鍋蓋山を経て大竜寺まで、そして、3度目は去年の11月に新神戸から市ガ原を経て摩耶山から記念碑台までと歩いてきた。いずれもブログを始める前のこと。残すところは、主には記念碑台から宝塚までだが、それ以外にも、わずか1.5キロの距離ではあるが大竜寺から市ガ原の間を歩いていなかった。

  元町駅から大竜寺へ

   平成31年1月28日、この日は、お昼頃に家族で元町大丸で昼食と買物の予定、それまでの午前中の時間を利用して、抜けていた大竜寺から市ケ原までを歩くことに。
 JR元町駅、7時45分スタート。今日は、平日の月曜日のため、県庁へ出勤する職員や、山手女学校の生徒さんたちに交じって大師道へと向かう。下の写真は、その途中の兵庫県公館。

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web.pref.hyogo.lg.jp

 県庁を後にして、諏訪山公園前を経て左に山手短大、右に同女子高前を見ながらの舗装路を登り続けて、元町駅スタート後30分ほどで登山道に。そして9時前には猩々池(しょうじょういけ)に到着。今年は水不足なのかしら。以前、訪れたときと比べて水量が随分少ないように思う。

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 猩々池は、文化13年(1816年)に下流の花隈村など四つの村に水を送るために作られたとのこと。そして、この池の完成を祝い池を管理する代官を招き「猩々」の曲を謡ったことからその名が付いたとのこと。
 また、その先の善助茶屋跡地は、毎日登山発祥の地として知られ記念碑が建てられている。明治38年(1905年)ごろに神戸に住んでいた外国人が北野から登って善助茶屋にサインブックを置いて署名する習わしをつけ、これにならって登りだしたのが神戸市民の毎日登山の始まりとのこと。
出典:ヤマケイ関西ブックス「六甲山」

 そこから、10分ほどで大龍寺に到着。縦走路に合流。

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  大竜寺から市ガ原(六甲縦走路)、新神戸へ下山

  大竜寺から市ガ原までの縦走路は、なだらかな下りの舗装路。途中、下の写真のようなトンネルのような構造物(何かよく分かりませんが)を右に見ながら、20分ほどで市ガ原。今日のところは、全山縦走路を歩いた距離は本当にわずか。

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 下山途中の布引貯水池も、いつもよりは水量が少ない感じ。やはり今年は水不足の影響があったのでしょう。

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 神戸市街を見下ろしながら新神戸駅には10時15頃に下山。ここから、元町大丸まで歩いて家族と合流。登山後の昼食時のビールは、いつもながら美味かった。

 

 

定年後のTOEIC④(2度目の受験・甘くない)

 2度目の受験

 初受験(平成30年10月28日)の結果が思いのほか良かったため、勉強成果の貯金が頭に残っている早いうちに再度トライしようと決めました。このままなら、700点超えから750点くらいも非現実的ではないとの思いです。
 平成31年1月13日の第237回で再挑戦することとしました。
 前回の手応えからして、リスニングが特に課題と認識。得点もリスニングの方が伸びやすいとの情報も多かったので、手持ちの精選模試リスニングを反復して行うとともに、確実に点数を稼ぎたいパート2とパート5も別途のテキスト購入して準備。試験前に年末年始の休みもあったので、相応の準備はしたつもりでした。
 しかし、現実は甘くないことを知らしめされる2回目の試験結果となるのです。

 今回の受験地は、西神学園都市の流通科学大学ダイエーの中内さんが興した学校ですね。

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 さて、2回目ともなると、受験場所は変わっても形式的な要領は承知済なので、トイレ対策を含め、落ち着いて受験に臨めました。
 しかしながら、試験の結果・・・サッパリ。」
 前半のリスニング、前回と同様に確実に正答数を稼ぎたいパート2はやはり難しく、半分くらいしか正答の確信が持てない感触。続くパート3,4は、今回は勉強の成果も出て多少は聞こえるかなと期待していましたが、前回と同様にほとんど聞き取れない・理解できなかった感触。また、続くリーディングも、前回、塗り絵になる残しが十問チョットだったのに、15問ほども残す結果。本当にサッパリの感触でした。

 試験結果(頭打ち・甘くない)

 こういう状況だったので、今回の結果は期待できないと思いながらも、これまでは、いつも予想を上回る結果だったので、せめて700点超えくらいならと内心期待していました。
 しかし世の中甘くありません。下の写真どおりの結果。20点ダウンの670点でした。それでもリスニングが10点アップの360点。リーディングは、やはり長文問題でやり残しが多かったことが影響しているのでしょうか40点ものダウンでした。

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  さて、この結果を受けて、試験後のガッカリな手応えはともかく、2回の試験結果からしTOEIC試験の世界では670点ぐらいの実力があることは間違いないのでしょう。息子が勤務している大手民間会社では、管理職昇進の要件の一つに、TOEIC試験670点以上があると聞いていましたから、それなりの意味のある点数は取れているのです。そうですが、人間ですから向上心はあるので、現状で満足できるわけではありません。
 しかし、漫然としたままでは結果は変わらないとの思いを強くしました。リーディング、リスニング共に現状を打開する何かが必要と痛感しました。
 とりあえず、リーディング対策は、前回は十分に時間を割かなかった反省もあり、今後は、手持ちの精選模試の問題を反復することによる実力アップをと思っています。
 問題はリスニング。パート3.4全くと言っていいほど聞こえない状況。リスニング対策は、今のままで漫然とした勉強を続けるだけでは向上は見込めないとの実感があります。そこで、ネットであれこれ見たところ発音の重要性を強調する意見が多く、発音を正しく発することができて、初めてリスニングも向上するというものです。暗中模索の状況下、ちょっと、この発音勉強にかけてみようかなと考え始めています。

 余談(アイホンでCD教材を簡単に聴けるようにしてほしい)

 そこでCD付きの発音参考書を購入、通勤時に聴取できるようにCD内容をスマホに落とすことに。スマホはアップルアイホンなので、パソコンにアイチューンをインストールしてスマホに同期させようとすると、アイチューンがスマホの接続を全く認識しないのです。アップルカスタマーサービスに何回かにわたり連絡し、毎回オペレーターが何時間もの間試行錯誤するも、全く問題解消されません。
 オペレーターの人に罪は無いでしょうが、アイホン同期しないとのクレームは多いとのこと。たいがいは、セキュリティソフトを削除する必要があるとのこと。思わず聞き返しました。停止ではなく削除❓
 ユーザーは、単にCDをスマホで聴きたいだけのニーズなのに、もう少し、メーカーとして真摯な対応が求められると考えるのは私だけでしょうか。
 結局、パソコンを持っていながらもCDドライブを買ってスマホに取り込むことの方が、別途の費用は掛かっても賢明なのかもしれません。

 

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定年後のTOEIC③(初のL&R試験)

  受験準備と目標

 前回ブログのとおり、腕試しに受験したブリッジ試験の結果が、L&Rにスコア換算すれば570点相当とのこと。これで、気おくれ等もなくなり、L&R本試験を受験・チャレンジすることとしました。ブリッジ試験からの換算値からして、目標は600点超とと考えました。

 さて、先ずは受験対策のための情報収集ですが、ネットで調べたり、書店の立ち読みを繰り返し、基本の学習書として、評判の高かった、
① TEX加藤さんの「出る単特急金のフレーズ」
② ジャパンタイムス社の「新形式精選模試」のリーディング・リスニング各編
を買い求めました。このうち②書については、それぞれ模試が5回分収録されており、問題数とコストパフォーマンスの点で魅力あり、比較的高価な「公式問題集」と比べても劣る点はないとの評価の情報もあったので選びました。

 受験は10月28日と決め、半年くらいの間、仕事や生活の合間に時間を取りながら相応の勉強もしました。①書は、主に通勤時にスマホを併用しながら、②書は主に休みの日に行いました。ある程度、勉強を積んだ後の②の模試の出来栄えは、まぐれ当たり(リーディングで時間内にできなかった問題について、4分の1の確率での正答見込みとなることも含む。)も入れて60%くらいの正答率。この結果からも、目標の600点は現実的な目標と再認識できました。

 初めてのL&R試験

 受験地は兵庫県。試験場所は、会場になりそうな県内の大学等の所在地からして西神の学園都市か、ポートアイランド辺りかなと想像していました。しかし意外にも六甲アイランドの複合ビル。下の写真は、JR神戸線住吉駅から六甲アイランドへ向かう六甲ライナーの車窓風景。遠くに見えるのが六甲山です(六甲ライナー初乗車)。

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 試験会場は、複合ビルの大きなカンファレンスルームのような部屋で数百人の受験者がいたと思います。ブリッジ試験のときは意外に私のような中高年者も多数おられたところ、この試験でも、やはり一定数の中高年者の方はおられましたが、大半は若い人たちだと見受けられました。
 みっともない話ですが、年齢を重ねるに従いトイレが近くなっており、2時間余りトイレに行けないということは、私にとっては心配のタネです。朝から、カフェインの入ったコーヒー等はもとより飲料も少なめにして、また、トイレも試験前・直前まで何度も重ねて用を足し備えました。情けないですが現実です。

 さて、初受験の顛末。
 前半のヒアリング、確実に正答数を稼ぎたいと考えていたのがパート2。予習段階では練習問題の7~8割は聞き取りも概ねできて正答が得られていた状況でしたが、それが5割くらいしか正答の確信が持てない感触。最初から大きな誤算でした。続くパート3,4は予習段階からほとんど聞き取れていないのですが、それに輪をかけて聞き取れない、ほとんど聞き取れない理解できなかった感触の問題ばかりと言っても過言でない状況。要するにリスニングはサッパリの感触でした。

 しかし、この種の試験は、あきらめたら終わりで、一つでも正当を積み上げる者が勝ちだという若い時の経験もあり、次のリーディングに臨むこととしました。最初のパート5は、リスニングのパート2同様に確実に正答を稼ぎたいと考えていたところであり、同時に後の長文読解に備えるためとにかく短時間で回答を進めていくことに心がけました。結果、正当できたと手応えのあったのは半分にも満たない感触。事前の練習問題の手応えより悪い。しかし、あきらめずにパート2以下に臨みました。
 パート3,4の長文読解は、事前の模試で試した結果とほぼ同感触の手応え。模試では残り15問から20問くらいを残す(回答は塗り絵)ことが多かったところ、88問くらいまでは取り組めたので、ここのところは、あきらめない粘りが少しは効いたかもしれません。

 さて、試験終了。
 体力的なものを言えば、1時間のブリッジ試験でも疲れたので、2時間も集中力が持つか否か精神的に厳しいと覚悟していましたが、思いのほか集中できました。もっとも、ほかに何もすることができない環境下だからだと思いますが。また、事前に心配していたトイレも思いのほか大丈夫でした。
 一方において試験の結果です。全体の手応えとしては、リスニングが非常に悪く、リーディングもパート5の手応えが悪かったので、事前の模試600点くらいの結果からして、目標の600点は難しいという感触。現実は厳しいと落ち込み気味でした。試験後も、ややモチベーションは下がり気味、テストの結果を見るのが憂うつでした。

  試験結果

  ところがです。テスト結果は下の写真のとおり、目標600点を大きく上回る690点。ブリッジのときと同様、正直言って、試験後の不出来の感想は素朴な実感だったので、全くの嬉しい誤算。リスニングも聞こえなかった割には高い得点で、また、リーディングは勉強成果以上の結果だと思われました。全体の平均点も599.5点ということでしから、意外なほどの好成績でした。

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 さて、手応えに反して良かった成績ですが、これでモチベーションが再び上がったことは間違いありません。勉強成果の貯金が頭に残っている早いうちに再度トライしようと決めました。このままなら、700点超えから750点くらいも非現実的ではないとの思いです。
 今回の試験直後の手応えからして、リスニングが特に課題と認識。得点もリスニングの方が伸びやすいとの情報も多かったので、リスニング対策を重ねて、平成31年1月に再挑戦することとしました。

 しかし、現実は甘くないことを知らしめされる2回目の試験結果となるのです。

 jun-wastebook.hateblo.jp

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定年後のTOEIC②(ブリッジ試験)

 前回のブログのとおり、TOEIC試験の導入的な位置づけにあるブリッジ試験の存在を知り、これならと思って受験したのが2018年3月18日のことです。

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 この日に備え、3か月ほどは通勤時や休みの日に勉強もしました。TOEICのサイトによれば、180点満点の150点以上であれば、本試験L&Rにスコア換算470点相当となり、同L&R試験の受験を薦めているとのことであったので、目標は150点に置いていました。そして、勉強の甲斐もあって、事前の幾つかの模試では8~9割方は正答できたと思える状況にはなっていたので、相応の自信をもって試験に臨みました。

 こうした公の会場での試験は、若い時の資格試験や公務員試験以来で新鮮味と緊張感もありました。また、ブリッジ試験は、若い高校生や大学生が中心との情報も目にしていたので、試験会場へ赴くに当たっては気恥ずかしさもあったのですが、実際には、私のような中高年者も多数おられ、この点では一安心したこと覚えています。
 試験の内容は、リスニング(約25分間・50問)、リーディング(35分間・50問)、1時間で100問に答えるマークシート方式のテストです。本試験L&Rの半分になります。

 さて、このブリッジ試験の顛末です。
 L&R試験の半分とは言え1時間集中することにも疲れました。その上、模試のときとは異なり、できたと手応えのある問題は少なく(正当と自信があるのは半分くらいの感覚)、特にリスニングが聞き取れないところが多々ありました。
 このため、試験後は、事前の自信もやや打ち砕かれ落ち込み気味。目標の150点は厳しいとの感触で、仕方がない、ブリッジ試験に再チャレンジしようとの思いでした。

 ところがです。一月後くらいに郵送されてきたテスト結果によれば、180点満点の162点、全体の上位4%以内の成績。正直言って、試験後の不出来の感想は素朴な実感だったので、全くの嬉しい誤算。意外なほどの好成績でした。
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 主催者提供の資料によれば、本試験L&Rにスコア換算すれば570点相当とのことだったので、これで、本L&R試験を受験することに気おくれ等もなくなり、チャレンジすることとしました。
 本当に振り返って見れば、モチベーションをアップさせるたに、このブリッジ試験は貴重な機会だっと思います。 

 

jun-wastebook.hateblo.jp

 

 

 

 

 

 

 

 
 

定年後のTOEIC①(受験のきっかけ)

 定年後に初めてTOEIC試験を受験しました。

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 きっかけはと言えば、・・・・
 何とか英語はモノにしたいと思い続けながらも現在に至るまで相変わらずサッパリの状態、
 定年となり60過ぎの年齢を迎え、これから海外旅行も行きたいし最低限の会話はできるようにしたいと思っていたこと。もちろん、老年期に向かっていることは感情的には認めたくないけれど、頭の老化防止というような思いも潜在的にあることは否定できません。

 定年になる数年前から、毎日のように例えばNHK語学を聴きながらの通勤を続けてきているものの、およそリスニング始め英語力が向上しているとは思えない。そんな状態が続いていました。
 定年後の再就職1年目になっても、相変わらず通勤時等のNHK語学等を続けていましたが、効果が上がらないので、他に何か適切な教材はないものかとスマホのアプリを検索していたところ、「TOEIC English Upgrader」という学習ツールを見つけ、何日か聞いていました。そうしたところ、そのエピソードの一つに「英語学習アドバイス」というものがあり、その中で「TOEICブリッジ」という英語入門者向のテストがあると紹介されていました。

 言い訳になってしまいますが、色々な事情もあって大学受験というものを経験していません。その結果として、受験英語学習をしていなかったので、単語の語彙量なり基礎的な文法力なりが圧倒的に乏しく、あるいは、そのように思い込み、英語に関しては劣等感なような意識を持ち続けていました。
 TOEICテストのことは、それまで聞いたことはありましたが、英語がペラペラの海外をまたにかけるビジネスマン等が対象であって、自分にはおこがましい無縁なものと思っていました。

  さて、このような経緯で、TOEICブリッジという導入的な位置づけの試験があると知り、これならと思いました。このときが、2017年末頃のことです。早速、受験要領を調べると、折しもタイミングよく年明けの3月頃にテストがあるとのこと。受験の申し込みをし、また、書店で受験対策用の参考書を買い求めることとしました。書店でTOEIC本コーナーに立ち寄るのは初めてで、私のような年配者が覗くようなコーナーとは思えず気恥ずかしさがあったことを覚えています。
 とにかく、基本的な文法参考書と、下の写真のようなブリッジ対策参考書を購入し、一応の勉強はして試験当日に臨むことになりました。
 しかしながら、今から思えば、このTOEICブリッジ試験との出会いは小さくありませんでした。英語力の向上の程度はともかく、これ以降、英語学習とTOEIC試験のチャレンジのモチベーションは一応継続しているからです。

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